稲敷市でフルーツトマトの生産をされているトマトファンタジスタ本橋宏さん。
トマトとお米を生産している傍らで、ピアノやサックスも楽しんでいるスーパー農家さんです。
感動をあたえるトマトは、世界で最も美しい
小さな実に、トマトのおいしさがギュッと詰まったこのトマトは、上記のコンセプトのもと、太陽の下で大切に育てられています。
この高糖度トマト、そういう品種のトマトがあるわけではありません。
普通の桃太郎トマトを、特殊な栽培技術によって玉を小さくし、高糖度に仕上げるのです。
どうやるかというと・・・
大切なのは、トマトの樹を「常に生かさず殺さず」の状態で育てる事!
水や養分を制限して樹をギリギリの状態に追い込むのです!
人間で言うと常に脱水状態です!
トマトの原産地は、極端に乾燥した南米アンデス高原。
このアンデスの過酷な環境を再現するという事です。
もちろん、ストレスをかけることで不健康なトマトになってしまってはいけません。
私の圃場では苗から収穫まで一貫して酸素水を使用し、過酷な環境下でも常に健康的な状態を維持してトマトを栽培しています。
そうすると、水分をたくさん吸ったいわゆる水ぶくれのトマトにはならず、おいしさを凝縮した、果物のように甘いトマトができるのです。
ストレスをかけ、玉を大きくせず、中身のおいしさを充実させるこのトマトは、種をまいてから収穫終了までじっくりと育てるため、約8カ月の時間を要します。
また、1本の樹から9個のトマトしか収穫できません。
とても時間と労力を要するトマトです。
最近脚光を浴びているこれらの高糖度トマト(別名:フルーツトマト)は、このような栽培方法で生産されています。
このことわざが示す通り、トマトにはたっぷりの栄養が含まれています。
トマトは、冷蔵庫に入れると味が損なわれます。トマトを美味しく食べるには、常温の涼しいところで保管してください。
もうひとつ大切なことは、子供の手の届かないところに保管すること。親の留守中にぜんぶ食べられてしまいますので注意してください。
トマト作りの夢と情熱を一口食べてみてください。食卓での家族の笑顔を想像しています。
生産者 トマトアーティスト 本橋宏
本橋さんはyoutubeも開設しており、トマトに関する豆知識はもちろん、愛犬ルイ君やピアノ発表会の様子まで、等身大の本橋さんをのぞき見できますので、ぜひこちらも見てみてください。